【症例紹介】動悸をともなう胃腸の不調
【症例】
40代男性
元来、胃腸は弱い
たまに胃腸が痛くなると漢方胃腸薬や胃酸止めで
しのいでこれた
ここ一ヶ月、動悸を伴う胃痛、軟便を繰り返すよになる
呼吸は苦しくならないがドキドキと音がなるように
鼓動が速くなる
梅雨に入ってからさらにおかしくなった
一カ月前より、仕事で過度のストレスを抱えている
寝つき悪く4時間睡眠。すっきり起きれない
食欲なし。やせ型。色白
舌診
白苔 痰 裂 舌先:発火
手持ちの薬を服用も改善しないので来局
総合病院にて血液検査、心電図異常なし
【経過】
心脾両虚に用いる漢方薬を処方
7日で動悸が和らぎ胃の調子も改善
食欲もでてきたと電話にて連絡あった
著効してなによりだが、原因となる
ストレス負荷がかかり続けることに
変わりはなく予断を許さない
ストレスをため込まないよう過労に注意し
食事についても刺激物や消化の悪いものを
とりすぎないようアドバイスした
【まとめ】
これだけの短期間での著効例は珍しいかもしれませんが
数カ月服用すればなんらかの反応はでてくることが多いです
東洋医学では「脾」は消化吸収を司り気・血を作り
「心」は脾でつくられた「血」を全身に巡らせるといったように
関連があり、どちらも不足した状態を「心脾両虚」といいます
今回の症例はまさに心脾両虚の改善例といえます
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