【認知症】【レカネマブ】東洋医学の視点から考える認知症

query_builder 2022/10/29
ブログ
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新薬 認知症治療薬が話題に

レカネマブとは


エーザイが米のバイオジェンと共同開発した認知症治療薬

レカネマブに関するプレスリリースを発表し

話題となっています

 

第三相試験での非常に良い臨床成績から

認知症治療の新たな活路が開く可能性があります

 

抗体医薬品の性質上、薬価が高額になることが予想されます

今後、いかにして保険適用にもっていくかが焦点となります

 

米国では年内承認にむけて迅速承認の審議中です

日本においても迅速な承認がなされドラッグラグが

少しでも短縮されるべきです

 

本日は西洋医学に対し東洋医学は

認知症をどのようにとらえているのか

解説していきます



東洋医学からみた認知症

β-アミロイド仮説とは


認知症は解明されていないことが数多くありますが

β-アミロイド仮説が有力です

 

B-アミロイドというタンパク質が

脳内に蓄積しタウタンパク質となり線維化

これが脳神経に付着、積み重なることで神経を破壊する

といわれています

 

今回、話題となったレカネマブはこのβ-アミロイド

を標的としたものです

 


東洋医学からみた原因



βアミロイド仮説を東洋医学にあてはめて考えると

理解しやすいです


 

・心(しん)の異常

 

東洋医学で五臓という考え方があります

 

心は血脈を主り、神を蔵す

 

五臓の一つである心(しん)は心臓による血液循環

だけでなく精神活動・思考・意識影響を与えます

 

認知症の方は心(しん)のバランスが崩れていることが多いです


 

・腎の衰え(腎虚(じんきょ))

 

五臓の1つであるは腎臓だけでなく腎精といって

命を維持するのに必要な生命力を貯蔵する臓器である

昔からいわれてきました

 

腎の衰え、すなわち老化です

 

認知症は物忘れとは異なり

老化から逸脱した認知機能の衰えになりますが

それでも高齢になってからの発症リスクが高いわけですし

なんらかの形で老化が影響しています



・血(けつ)の異常

 

東洋医学では気血水論があります

血は西洋医学でいう各器官に栄養を与える血液

の機能に加えて潤いや精神の安定化機能があります

 

血が不足し質が悪くなる血虚(けっきょ)

血液の滞り瘀血(おけつ)の状態では

脳神経にに栄養がいきわりません

最悪のばあい、壊死します



・痰湿(たんしつ)

 

身体が冷えることで循環が悪くなり津液(体液)が増え

てよどんでいる状況です

 

正常な流れを清流に例えるならば、痰湿は泥沼です

過剰な言い方かもしれませんが汚泥(βアミロイド)は

底(脳神経)へとどんどん蓄積します

 


治療

※脳循環改善、鎮静によいとされる釣藤鈎


【治療】

 

根本的な治療は体質改善を前提として

上記での説明した原因を考えて処方します

 

木を見て森を見ずといったことがないよう

東洋医学の基本を実行します

 

どのような病気にも言えることですが、進行してしまった

状態より軽度な状態から早めに服用を始めた方が改善し

やすい傾向にあります

 

認知症には神経脱落自体が直接影響する

中核症状(記憶障害・見当識障害・実行機能障害・失行)

と神経脱落が間接的に与える影響と

認知機能低下による心理的負担・ご本人の

性格等が影響しあって生じる

周辺症状(妄想・幻覚・攻撃性・不潔・不安)があります

 

漢方薬は特に周辺症状にたいへんよいとされています

 

周辺症状の状況に応じて漢方薬を処方します

効果も早めに実感しやすいです

 

周辺症状を抑えながら根治療法をおこなうことが

よいでしょう



予防が重要


【予防が重要】

 

新薬が承認されても認知症を完治させる

薬ではなく、進行を遅延させる薬なります

 

完治させる方法がないいじょう

予防が非常に重要になります

 

食生活・過労・運動不足・ストレス等

基本的な事項に注意して過ごしましょう

脳トレトレーニングもよい養生となるでしょう

 

一心堂では予防に繋がる

オリジナル商品をお取り扱しています

 

 




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