【漢方通信12月号】今年最後の頑張りを!(頭脳疲労・蓄積疲労に負けないために)

query_builder 2022/12/01
ブログ
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 もう年の瀬、この一年は激動の年でした。

新型コロナの状況はまだ予断を許しませんし(強毒化変異はないか)、終わる気配を見せない戦争が、我々の暮らしに負の変化をもたらしました。


どんな状況でも前を向き生きていきたいものですが、年末、心と身体にタールのような粘ついた疲れがたまるのを、感じるかたが多いのではないでしょうか。



「継続疲労(日常生活と業務の)」「受験前の勉強疲労」「スポーツでの心身疲労」などが、この時期目立ちます。


 精神の疲れを、やさしくほぐす医薬品素材があります。ゴオウ(牛黄)という生薬です。

疲れから落ち込む精神機能「思考・判断の速さ正確さ」「頭の冴え」を、素早く戻す薬性です。

動悸・息切れを治療する六神丸(救心も、その仲間のひとつ)に、心臓の循環力を高める生薬としてゴオウが配合されます。


血液循環をより良く調節する薬性を持つことから、心臓も、脳もまた、機能回復に向かいます。


人参ゴオウカプセル・ゴオウカプセル・ゴオウの粉末などの医薬品があるので、慢性疲労で思考のキレが鈍ったと感じるときに、受験の前の脳力持続に、継続服用してください。もうひと頑張りする勇気を、与えてくれるでしょう。


ゴオウは高価な薬で、確実に良い効能をもたらすために、カプセル薬の服用はお湯(30℃程度で)で行ってください。


粉末であれば、苦いですが口中(舌下)で溶かすようにして、ゆっくり服用してください。すべて飲み込んだ後、口にその味が感じられなくなる頃、少量のお湯で口をすすぐようにして、最後は飲み込んでください。


ゴオウを用いず、脳力維持(心身の疲労回復)を行おうとする場合、2つのパターンがあります。


まずは、疲れが顕著な場合です。これは、他者が一見するだけで元気がないと分かり、声が小さくなる・少食か食べるのに時間がかかるなどの身体状況を持ちます。


ニンジンの配合薬で対応します(補中益気湯、六君子湯など)。元気を補充する場合、スマホを充電するのとは異なるので、1日(短期)の服用ではいけません。



疲れる作業・勉強を急に行った状況なら1週間程、慢性疲労のかたは最低1ヶ月、服用を続けてください。

そうすると、身体に元気が沁み込んで行きます。ニンジン配合薬を服用するとき、必ずお湯を用いてください。ニンジン配合のドリンク剤も冷やすのではなく、お湯割りにして服用してください。



もうひとつは、血流に働きかける方法です。「血のめぐりが悪い」の諺(ことわざ)は、理解や判断が遅いという、悪口に属するものです。

血流を促進することで、脳力にも良い影響を及ぼします。血流維持薬として知られるのが、芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)です。


それよりも薬力が強いのが、折衝飲(せっしょういん)です。ともに、血流改善に役立つ生薬・トウキ(当帰)が配合されます。

これら漢方薬も、やはりお湯で服用してください。



頑張る皆さんの人生が、幸多きものであることを祈ります。



  


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