【漢方通信12月号】生薬や薬膳・養生を身近に

query_builder 2025/12/01
ブログ


こんにちは、薬剤師の冨山です!

今回は冷えに対する養生をメインにお伝えさせていただきます。


おすすめ養生

中医学で、冬の季節に大きく関連するのは寒邪です。さらに五臓では腎が大きく関係します。そのため、身体を温め、中医学での腎をケアすることが大切です。


入浴する

温めることで、こわばっている身体がほぐれます。身体がほぐれると、こころもゆるめることにつながります。ほっとリラックスしてみませんか?


♦入浴時おすすめ生薬♦    

よもぎ(艾葉)       : 温の性質をもち、温め力アップ

みかんの皮(陳皮) : 温の性質をもち、香りもリラックスの助けに


生野菜・生ものは控えめに

 身体を冷やしやすいので、控えめに。野菜は温野菜などで召し上がっていただいたり、温かい飲み物やスープがおすすめです。

年末年始よく見かけるようになる蟹は、寒の性質があり、刺身やボイルの解凍したものをそのままでたくさん召し上がると冷えやすくなるので、食べ過ぎに注意です。


温めながら補腎の力もある食材・生薬

食材 : クルミ、エビ、ナマコなど

生薬: 海馬(たつのおとしご)、鹿茸、杜仲(樹皮)、肉蓯蓉(にくじゅよう)、莬絲子(としし)

上記に挙げた生薬は、妊活の際の漢方にも含まれることが多いです。

  

仙骨へカイロを貼る

仙骨はおしりの割れ目の上あたりです。ここには血管や神経が多く集まるので、冷えが強い方、特にお腹や下半身の冷えが気になる方にもおすすめです。暑さの調節にご注意を。少し温度の低めなカイロも販売されているので、お好みのものを見つけてみてください^ ^



お灸~冷えにおすすめのツボ~

<足三里>           

膝の皿の外側下より指4本分。慢性病や消化不良など比較的オールマイティーなツボです。


<三陰交> 


内くるぶしより指4本分上。月経・おりものの不調が気になる方にもおすすめ。


<太衝>  


足の親指と人差し指の骨の付け根が合わさるところ。月経痛や下腹痛にも。


<湧泉>

足の裏のへこんでいる部分。腎疾患や足底通の方にも。


お灸に抵抗がある方は揉むだけでも違ってくるようです。

個人的に、夏から自宅でできる簡易灸を週3~6で行ってきて、今までは足元の暖房が欠かせませんでしたが、例年より足元の暖房の出番が少ないように感じています!腰の冷えも感じやすかったですが、今年はあまり感じません。


クリスマスの時期の飲み物にホットワインはいかがでしょうか。クリスマスマーケットでもよく見かけます。お好みのスパイス、柑橘類とワインを火にかけてつくります。お酒の弱い方はワイン用のぶどうジュースなどもあるので、よろしければお試しください。


皆様、素敵な年末年始となりますよう願っております。

本年もありがとうございました!


NEW

  • 【漢方通信3月号】生薬や薬膳・養生を身近に

    query_builder 2026/03/01
  • 【漢方通信2月号】生薬や薬膳・養生を身近に

    query_builder 2026/02/01
  • 【漢方通信1月号】生薬や薬膳・養生を身近に

    query_builder 2026/01/01
  • 【漢方通信12月号】生薬や薬膳・養生を身近に

    query_builder 2025/12/01
  • 【漢方通信11月号】生薬や薬膳・養生を身近に

    query_builder 2025/11/01

CATEGORY

ARCHIVE