【漢方通信2月号】生薬や薬膳・養生を身近に

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ブログ

薬剤師の冨山です。2026年の立春は2/4です。 今回は主に春おすすめの養生についてお伝えいたします。


節分と立春

2026年は2月3日が節分、2月4日が立春となります。 「立春」は冬から春になる1年の境目となるため、新年を迎えるのと同じくらい大事な日として重要視さ れていました。そのため、立春の前日に豆まきをして鬼を追い払い、無病息災を願う行事が定着し、民間 にも行事が定着されていきました。 中医学でも陰陽説にて、冬は陰の季節、春は陽が始まる季節と考えられるので、芽吹きの季節となります。 今まで蒔いた種が芽吹く季節、楽しみですね。 今年は丙午の年でもあり、火と馬の組み合わせで情熱的な年のイメージ。実現しやすい年となりますので、 やりたいことがある方は行動していくのがおすすめです。


春におすすめの過ごし方

春は中医学では(西洋の肝と全く同じではありません)の季節と考えます。肝と関連が大きいのは 自律神経と血(中医学では血液の他、栄養、ホルモンなども含めて考えます)です。 なので、まずは無理をせず、リラックスすることが大事!

1) 深呼吸 → 寒い日は温かい飲み物を飲み、休憩時はほっとする時間をつくる。 (仕事や家事から一度意識をそらす)

2) 睡眠をしっかりとる → 表裏の関係にある胆と肝。子午流注(しごるちゅう)という考え方があるのですが、胆の時間 は23時~1時。肝の時間は1時~3時。この時間に解毒 や、血の貯蔵 が行われます。 肝に血がたっぷりだと、精神も安定しやすくなると考えるので、睡眠は23時から、遅くとも2 4時までにとり始めることが、気持ちの安定や身体の不調を少しでも減らす 一助となります。


春におすすめの生薬 ・食材

◎気の流れを助けるもの 〈肝気をスムーズにし、鬱々した気持ちを和らげる〉 生薬:仏手 、香附子 食材:金柑 、ジャスミン etc・・・

◎体表から冷えを取り除く 〈寒さ感じる時期の鼻水、鼻づまり、頭痛、肩こりなどにも。身体に入っ たばかり・入りかけの邪気(ウイルスや花粉、風邪など)を外に出す助けとなる〉 生薬:防風 、白芷、桂枝 食材:生姜 、大葉、ネギ、三つ葉 etc・・・

◎血を増やすもの 〈肝に血をたっぷりにすることでしびれ、不眠、女性の不調、イライラなど自律神 経の症状を和らげる助けに〉 生薬:当帰 、芍薬 食材:落花生 、イカ、ホウレンソウ、人参、赤貝 etc・・・


この時期おすすめ漢方薬

◎花粉症に備えて・・・玉屏風散(ぎょくへいふうさん) 皮膚の表面には衛気(えき)という気が流れ、体表をしっかりガードしていると考えます。 薬の名前のとおり、屏風で(免疫力で)外からの邪を防ぎ、外的要因から身体をしっかり守る薬です。 疲れやすい、風邪をひきやすい、アレルギー症状が気になるという方に。花粉症状が気になる1ヶ月 ほど前からの服用開始がおすすめです。 ※お取り寄せになります。

◎自律神経の症状には・・・柴胡(さいこ)剤 ※流派によって捉え方に差があります。 柴胡が含まれる漢方薬を柴胡剤とよびます(※)。緊張、不安、不眠、ストレスフルな方に

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