【漢方通信3月号】生薬や薬膳・養生を身近に

query_builder 2026/03/01
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薬剤師の冨山です。3月は春分の日も迎えます。

楽しみながら身体も大切に、目指したい方向へ向かっていきましょう!

今回は春と関連が大きい邪のうち「風邪」や、春におすすめの生薬のご紹介です。


春に多い「風邪(ふうじゃ)」について

 3月は春にあたりますね。また、今年の春分は3/20、今まで準備していたことをスタートさせていく芽吹きの時期です。中医学では五行の考え方より、春の不調は「風邪」が関連することが多いと考えます。

五行 五季 六気 邪気 五色 五味 五臓
風邪


風邪の特徴

.陽邪で、軽く上昇しやすいので、身体の上半身を傷めやすい

 ⇒関連する症状 :① くしゃみ、微汗、鼻水、鼻づまり、咽喉痒痛、微咳など

② 眼の充血、目やに、顔面のむくみ、めまい、のぼせ、頭痛など

肢体麻痺、痙攣、皮膚搔痒

④ めまい、頭痛、関節、筋肉の遊走的な痛み(痛みの場所が変わる痛み)麻痺、筋肉のつり

. 病の場所が固定せず、移動する。そして変化が多く、進行が速い


五行説では、風邪を春と関連づけていますが、風は1年中吹くので、年中起こりやすいです。他の季節では他の邪気と一緒に邪気が侵入し、また症状が少し異なります。

春は花粉症などの症状を含め、上記の症状がでやすいと考えます。

ここからは補足ですが、春は肝の季節でもあります。肝は精神や情緒の安定を維持したり、女性の生理にも重要な役割を果たすので、気持ちの波がでやすくなったり、生理の様子が乱れやすくなる時期でもあります。

今はそういう時期だということも受け止めつつ、できることで対処していきましょう。

参考辰巳 洋「実用中医学」源草社


   おすすめの過ごし方

 1) 穏やかな心を保つ、リラックスをこころがける

⇒朝、昼、晩がおすすめですが、気持ちが乱れた時なども都度、深呼吸がおすすめ。

   鼻から3秒吸って、7秒ほどかけて口から細く長く息を吐くなども良いです。

 2) なるべく22時~23時には就寝 

23時~3時は肝胆経の時間帯のため、肝に血をたっぷり補っておくことで、肝の不調を和らげます。

 3) ウォーキングやヨガなど軽めの運動を取り入れる

⇒気血の流れを促すため、身体を軽く動かす。


春におすすめの生薬・薬草

花粉症の症状やアレルギー症状が気になる方

   ・ 甜茶・薄荷・菊花・桑葉   熱をさましながら目の赤み・腫れや頭痛を和らげる助けになります。

鬱々した気持ちやストレスによる胃腸の不調に(気の流れを助けることで不調を和らげます)

  ・ 陳皮  ・ 玫瑰花(まいかいか) ・ ジャスミン 


気になる症状に合わせて、ご自身で好みの組み合わせをみつけていただくのも楽しいかと思います。まだ寒さ残る日はショウガを入れていただいたり、甘味を足したい時は、大棗やはちみつ(少量)を合わせていただくなど、ご自身でアレンジも! 楽しみながら試してみてください^ ^







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